卒業制作スクーリング1回目 9/17(土)

前に書いたように最近全然進めていなかったので、少々足取り重く吉祥寺へ向かった。灰のような状態だったが、誰か薪をくべてくれるかも…という他力本願な期待を胸に、初日のスクーリングがスタート。参加者はこんな感じ。

コミュニケーションデザインコース生徒:14名
デザインシステムコース生徒:4名(自分含む)
先生:4名(コミュデ3名・デザシス1名)

最初に一人ずつ3分程度で、提出済みの卒制計画書または試作をプロジェクターに投影しつつ、テーマと進捗などをプレゼン。先にデザシス、次にコミュデという順である。私の進捗は前回書いた通りだが、当日朝に1時間ほどかけてデモ画面をひとつ作ってあったので、そいつを映してお茶を濁した。そして、「どうすれば見る人が理解しやすいか、表現をどうするか、ずっと悩んでいます」と締めくくった。

少々驚いたのは、デザシス4名のあと、コミュデの人たちのプレゼンが始まってからである。デザシスと比べると、明らかに認識や進捗状況に差があるのだ。完成までの道のりを100とすると、デザシスの皆さんは5~15程度、コミュデの皆さんは0~2程度という印象(2、3名は例外あり)。

呆気に取られているうちにプレゼンは終了し、午後からは二組に分かれて一人一人のテーマについてディスカッション。結構つらかった。自分の卒制、全然進んでない…と思っていたのに、遥か上を行っている人ばかりなのだ。先生は「みんなおとなしいね、もっと人の作品についていろいろ意見言っていいんだよ」と言うが、現段階では漠然としすぎているテーマが多いので、言えることなどなかなか見つからなかった。

なぜデザシスとコミュデにこんなに差があるのか考え、コミュデの人にも聞いてみた。デザシスは5月に『デザインシステム研究』という授業があり、ここである程度卒制の方向性を検討する。この段階からテーマの検討、調査、制作などの物理的な作業を開始できるだけでなく、卒制に意識を向けていけるのである。一方のコミュデの方にはそのような科目はない。だから、私たちデザシス組が5月にやったようなことを、9月にやっている…。

コミュニケーションデザインコースとデザインシステムコースはともに「デザイン情報学科」だから、卒制スクーリングを一緒に行うんだろう。しかし、ここまで進捗状況に差があると、お互いツラくないか。

●コミュデも、卒制スクーリング前に卒制を検討できるような科目を設ける。
または
●コミュデとデザシスの卒制スクーリングは一緒にやらない。
という風にしてほしい。

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