Google Driveの容量上限は5TB(教育機関向け)

Google Drive

放送大学に入学すると、学生用のメールアカウントが付与される。ドメインはcampus.ouj.ac.jpで、Gmailでの使用やマイページ(システムWAKABA)からのリンクなど、簡単に利用できるように至れり尽くせりの仕様になっている。ムサビ通信ではアカウントさえ付与されなかったので、とてもありがたい。Gmailが使用できるのだから当然Googleドライブも使用できそうだったので確認したところ、容量上限が5TBと表示されていて、軽く驚いた(私のPCの10倍だよ。。。)。


これほど大容量のストレージを提供できる理由は、教育機関向けの無償のサービスであるG Suite for Educationを利用しているからだろう。有料の上位プランG Suite Enterprise for Educationもあるが、英語版の案内(Google The Keyword)によるとユーザー一人あたり月額4ドルほどの価格設定なので、学費の安い放送大学が利用しているとは考えにくい。
学生向け以外のサービスとコスパを比較すると、企業向けのG Suiteなんて、最も安価な月額680円のプランだと容量上限はわずか30GB。1,360円のプランから容量無制限になるが、ユーザー5人以上という条件だから、少なくとも月額6,800円の支払いが必要だ。私たち一般人がよく利用する個人向けのGoogleドライブは、GmailやGoogleフォトとの合計で15GBが上限(Google Oneというサービス名)。有料プランは3種類あり、100GB月額250円、200GB月額380円、2TB月額1,300円と、個人で利用するには手頃な価格帯ではある。

なお、放送大学のG Suite for Educationでは、フォト、広告、Analyticsなど、学業に不要そうなものをはじめ、いくつかのサービスは「アクセス権がありません」と表示されてしまって利用できない。また、卒業や退学で学籍を失えば、当然G Suite for Educationのアカウントも無効になるだろうから、その時にストレージに相当量のデータが蓄積していたら、別のサービスやローカルに移行するのが大変そうではある。

Google公式ブログ The Keyword “G Suite Enterprise for Education is now available”
Google One

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